ヘッドを削ってみよう!
せっかく買ったヘッドも、なんとなくイメージに合わないなんてことはありませんか?
そんなときは、思いきってヘッド削りに挑戦してみましょう。
必要な道具は、デザインナイフとフィニッシング(耐水)ペーパー、たったこれだけです!
※デザインナイフ カッターの刃を一枚だけ折ったような刃先が
先端にはまっているペン型ナイフ。文房具屋さんに売っています。
※フィニッシングペーパー TAMIYAから発売されている模型用の紙ヤスリ。
木工用の茶色い紙ヤスリとは違います。
特殊加工で目詰まりしにくく、ヘッドに色が移ることもありません。
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これがもともとのヘッド。
ほお骨の高さとあごの形を直したいと思います。
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ほお骨のトップを目の下に持ってくるため、頬の下半分を削ります。
バランスをとるためにえらも多少削りました。
デザインナイフで大ざっぱに削りますが、後々フィニッシングペーパーで
ならすことを考えて、あまりボコボコにならないように気をつけてください。
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削りすぎると修復は不可能です!
慎重に、左右のバランスを見ながら削りましょう。
ちなみにヘッドのソフビの厚みはこれぐらいです。
顎や頬の部分は割と厚みがあるので、0.5〜1mmぐらいは
削っても強度に影響ありません。
でも油断して削りすぎると、ベコベコになっちゃうので気をつけてくださいね(^-^;)
小さく切ったフィニッシングペーパーに水をつけて、デコボコをならします。
最初は400番の粗い目から始め、600〜1000番と
次第に細かく仕上げていきます。
鼻の下のような細かい場所は、楊枝にフィニッシングペーパーを巻き付けると便利です。
表面が滑らかになるまで、根気よく削りましょう。
ここで手を抜くと、あばた顔になっちゃいますよ!
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完成!
イメージ通りのヘッドに仕上がりました。
クールな美青年といった感じにしたつもりですが、いかがでしょうか。
ペイントが楽しみですね(^_^)
最初の写真と比較してみましょう。
微妙ですが、ほお骨の位置が上がり、あごやえらを削ったので
面長でシャープな印象に変わったと思います。
上唇も削ってモールドを浅くしてあります。
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